株式会社YOKOITO

YOKOITO journal

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News2016年4月8日

MIT プリント中固めない場所をあえて残して機能部品を一度に作る Printable Hydraulics: A Method for Fabricating Robots by 3D Co-Printing Solids and Liquids

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すでにある機械を今までにない使い方をして新しいことを実現しようとするのをハック系の研究と言ったりするのですが、久々にものすごいものを見ました。

以下が元論文です。

http://groups.csail.mit.edu/drl/wiki/images/7/7c/2016_MacCurdy-Printable_Hydraulics-A_methods_for_fabricating.pdf

 

以前にも紹介しましたが、3Dプリントには行くかの方式があります。(FYI :リコー 3Dプリンターとは)今回はこの中のマテリアルジェッティング方式のプリンターを使っています。

マテリアルジェッティング方式は液状の特殊な液を通常のプリンターのように吹き付け、吹きつけた直後に紫外線を当てて固めることで造形していく技術です。

今回は一部分であえて固めないでその液体を液体のまま残しておくことにより、造形した後から液体の注入を行わない。つまり、一切のつなぎ目が無く液体を造形物の中に封入し、液動アクチュエータを作ってしまうというものです。更に紫外線の当てる強さを工夫して軟質部も作っているようです。もともとプラネタリーギアなどを組立なしに一度に作るのは3Dプリンターらしい造形物の例としては有名でしたが、あえて液体を残しておくというのはありませんでした。

 

こういったありそうでなかったことを見るとほんとうに驚きます。マテリアルジェッティング方式のプリンターは見たことも使ったこともあったのに全く思いつきませんでした。先入観をもっと取り払って色々なものを見ないといけないですね。