CosFAB コスプレ×FABイベントに参加してきました。主催者の一人である静丘さんは京都のYOKOITO拠点によくお越しいただいてFABに関する様々なご意見を頂いております。
特に電飾を使ったコスプレ衣装を全国各地の方々と一緒に完全リモートで作る際にどうやってプロジェクトが進んできたのかのお話は進め方含め非常に勉強になりました。
静丘さん参加の最新作品
YOKOITOでは今回のイベントにもだされていた巻物の一次試作をお手伝いさせていただきました。
どこのご家庭にも3Dプリンターなんてねーよ!って方。最近はFab施設で試作できたりします。今回は京都YOKOITOさんで一次試作し頂きました。
心拍と連動する虹色に光る巻物を作ってみたhttps://t.co/AR4aLN79Xf pic.twitter.com/LqxSt42AU6— 静丘@NT金沢 (@Siz_oka) March 18, 2016
会場はテレコムセンタービル内のMONOでした。テレコムセンターは行くたびにその贅沢な空間の使い方に驚きます。
イベントでは静丘さんに始まり、Daiさん、Autodeskさんとコスプレ造形をされている方々がゲストとして参加されていました。どの方も3Dプリンターを非常にうまく今までの造形と組み合わせておられて勉強になりました。どの方も3Dプリンターの使いドコロと組み合わせ方の重要性について触れられており、それらが全て実際の完成物とともに紹介されており、実際にアイデアが形になっていく現場を見ることが出来ました。
塗装して機能をもたせると全然違った印象になりますね。
こちらはレーザーカッターを利用して作ったとのことでした。
ぱっと見ただけではどうやって作ったかわからないですが
よくよく見るとFDMで作られたものとわかります。プリントで作られたものだろうなとは思って見ていたのですが、てっきりナイロンで造形したものかと思っていました。
本当に使いドコロがよく考えられています。FDMの欠点を最小限にしつつ、レーザーカッターを含めたFABを取り入れられています。
バッテリー含め衣装に綺麗に取り込まれています。モバイルバッテリーの色にもきちんと気が配られていますね。
他にもたくさんのコスプレ×FABが展示されていました。すごく面白かったです。靴もそうですが、今までもものづくりをされていた方々がデジタルファブリケーションを取り入れた時の取り入れ方はものすごく勉強になります。これからもこういったイベントやデジタルファブリケーションを取り入れられた方々を紹介していければと思います。